今回ご紹介するのは「ベビーラップ(woven wrap)」です。
前回紹介した兵児帯よりも約二倍ほどの幅がある、伸縮性のない一枚布です。
長さはサイズ2(約270㎝)~サイズ6(約470㎝)と50㎝刻みで展開されており、使用者の体型や巻き方によって必要な長さが変わってきます。
日本人女性の平均的な体型で基本の巻き方が一通り出来るのはサイズ5(420㎝)と言われています。
素材はコットン100%のものから、シルク、リネンやヘンプ等の麻、ウールが混合されているものと豊富で、色柄も豊富に展開されている事から、抱っこ紐というよりファッションアイテムの一つのように好みに合わせて楽しむことができます。
コレクター気質のある方にはハマると若干危険な商品でもあります(笑)
色違い、柄違い、素材違い、長さ違いで沢山集めたくなってしまうのです😂
完全一枚布のベビーラップは事前に調整しておくベルトやバックルがなく、その日その時の赤ちゃんと使用者の体型に合わせてピッタリ密着させることが出来ます。
幅広い布で上半身全体に体重を分散してくれるので、身体の負担は他のどの抱っこ紐よりも少ないと思います。
着付けのようなイメージで少し練習が必要ですが、コツを掴めば「まるで靴紐を結ぶように」巻いて結んで使えるようになります。
体重制限もなく金具もベルトもない丈夫な一枚布なので、ショールにもブランケットにもハンモックにもなるし、椅子に赤ちゃんを座らせて巻き付ければチェアベルトの代わりにもなります。
※最近、コニーやポグネーなど、成型されたクロスタイプの抱っこ紐を「ベビーラップ」と呼ぶ場合がありますが、この投稿で指すのは成型されていない一枚布のうち、織物で出来た伸縮性のないベビーラップのみです。
ボバラップもベビーラップの一種ですが、織物ではなく編物で出来た伸縮性のある布で「ストレッチラップ」と呼ばれ、woven wrap(織物ラップ)と区別されます。
x=x=x=x=x=以下、個人的な感想ですx=x=x=x=x=
せっかちな私としては、抱っこやおんぶの回数が多い2歳未満くらいまでは素早く抱っこ出来るスリング、ささっとおんぶ出来るおんぶ紐の方が重宝しました。
3歳以降はおんぶひもの耐荷重も超えてくること、そしておんぶの回数が減ること、荷物を極力減らしたい事からベビーラップばかりです。
普段はショール代わりに自分に巻いて、いざ子どもが疲れておんぶや抱っこをせがむとおんぶ紐に出来るベビーラップが重宝しています。
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重ねていいますが、☝の使用感は個人の感想です。
気になっている方はぜひ試着しに来てくださいね(^^♪
大分でベビーラップの試着が出来るのは今のところBabywearing Daysのサロンだけです。品ぞろえは九州イチかと思います。(70以上ある抱っこおんぶツールのうち、サイズ違い素材違いのベビーラップが3割近くを占めます。)
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